
宿根草と多年草はどう違うんだろうか・・・・という疑問を持ったことはありませんか? <宿根草は冬の間は地上部が枯れるが根っこは地下で生きている。多年草は冬の間でも地上部が枯れずに生きているもの> なんて思ってる人いませんか?・・・・×です。
本来、学術上 宿根草というものはなく1年草、2年草、多年草という分類でそのなかに耐寒性、半耐寒性、非耐寒性というものが付き
例えば、ポトスは非耐寒性多年草となり、パンジーは耐寒性1年草ということになります。多年草の中には球根やラン、サボテンなども含まれます。
では、宿根草とは?
園芸上の呼び名で冬の間は地上部が枯れ、根は地下で生きている耐寒性多年草のことです。このような呼び方をするのは日本だけみたいです。じゃあ地上部が枯れない耐寒性多年草はなんて呼ぶんだろうか”宿葉根草”とでも呼ぶのかなw
因みに、欧米では
A・・・・アニュアル (1年草)
B・・・・ビレニアル (2年草)
P・・・・ペレニアル (多年草)
T・・・・ツリー(木本)と分け
耐性は
H・・・・ ハーディー (耐寒性)
HH・・・・ハーフハーディー(半耐寒性)
G・・・・ ガーデンハウス(非耐寒性) とし
耐寒性多年草は HP 半耐寒性1年草は HHA となります。
ウッドストックでもラベルの裏に表示してあります。
何か今回は堅苦しい話になりました。(´・ω・`) ・・・・・